【実録】違約金10万円…生成AIスクールを即退会した私が語る、失敗の全貌

生成AI
りょう
りょう

先月、とある生成AIスクールに入会したんですが、、

教授
教授

生成AIはこれからの時代に必須なスキルだからね!
で、どうだったの?

りょう
りょう

正直言うと、失敗しちゃいました。。。

教授
教授

ありゃりゃ。そんな話は笑い話や酒の肴にしてしまおうよ。

先月、私はとある生成AIスクールに申し込み、そしてすぐに退会を決意しました。

支払った違約金は約10万円。決して安くない授業料でした。

この記事を読んでくださっているあなたには、私と同じ失敗をしてほしくありません。

なぜ、私は入会後すぐに退会を決めたのか?
月額2万円の価値がないと感じた具体的な理由は何だったのか?
そして、この痛い経験から学んだ「お金を無駄にしないための反省点」とは?

この記事では、私の失敗のすべてを正直にお話しします。さらに、セミナーに頼らずとも自力で生成AIを学ぶ具体的な方法もご紹介しますので、ぜひ最後までお付き合いください。あなたの賢明な判断の糧になれば幸いです。

※あくまで個人の感想、意見です。

なぜ申し込んだのか? – 私を動かした「期待」と「焦り」

まず、私がなぜそのスクールに惹かれたのかをお話しします。理由は大きく2つありました。

  1. 時代の波に乗り遅れたくないという焦り
    世はまさに大生成AI時代。最先端の技術から取り残されたくない。
    自分もその波に乗らなければならない。
    という、一種の焦燥感がありました。
  2. コミュニティに属したいという欲求
    会社と家の往復だけではない、サードプレイスが欲しい。
    孤独な学習から抜け出し、同じ目標を持つ仲間と切磋琢磨したい。
    という気持ちも強くありました。

結論から言うと、そのセミナーは詐欺ではありませんでした。

しかし、月額2万円の価値があるとは、とても言えないものだったのです。

入会して即決意。退会を決めた4つの決定的理由

なぜ、私はすぐに「これは違う」と判断できたのか。

特に問題だと感じたのは、学習の根幹である「講義動画サイト」でした。

【理由①】使いにくい学習サイト

最新技術を扱うスクールにもかかわらず、学習サイトのUI※が使いづらかったです。

生成AIが作ったようなサムネイル画像がただ並んでいるだけで、なんと講座の検索機能すらない。

学習したい分野があっても、キーワードから動画を探すことはできないのです。

※UI(ユーザーインターフェース)とは、Webサイトやアプリなどで、ユーザーが情報を目にしたり、操作したりする部分全体のことです。デザインや使いやすさを指します。

【理由②】進歩の早い業界なのに”1年前”の講義動画

「生成AIは進歩が早いので、すぐに情報が古くなります」

入会説明会でそう語られていたにもかかわらず、サイト上には収録日が1年近く前の動画が多く並んでいました。

中には「リテイク済み」と記載のある動画もありましたが、前述の通り検索機能がないため、新しい動画がどこにあるのか見つけられない。これには、さすがに笑ってしまいました。

【理由③】月2万円で学ぶのが”社会人のマナー”?

講座の内容の薄さも印象的でした。

ネットで検索すれば出てくるような情報も多くありました。

中でも衝撃的だったのは「営業のコツ3選」という動画です。

その3つとは、

  • 「期限は守りましょう」
  • 「返信は早めに」
  • 「誠実に対応しましょう」

・・・

いや、間違ったことは言ってないと思いますけど。。

これを学ぶために月2万円を払っているのかと思うと、虚しくなりました。

【理由④】講師の体験談を聞いたら”AI”が答えてきた

講義動画には質問機能がありましたが、回答するのは講師ではなく運営でした。

それ自体は良いのですが、問題はその回答内容です。

明らかに生成AIで回答を作成していたのです。

試しに

「〇〇について、講師の体験談をベースに具体的に教えていただけませんか?」

と質問したところ、返ってきたのは一般的な具体例のみ。

肝心の「体験談」の部分は、きれいさっぱり無視されていました。

「さすが生成AIスクールですね(笑)」

と皮肉の一つも言いたくなりました。

それにしても、生成AIに作成させたとバレないように、もう少し工夫しても良さそうに思うのですが。

【理由⑤】コストパフォーマンス

正直なところ、金額の感覚は人それぞれだと思います。

しかし、他のサービスと比較しても、このスクールの費用対効果は低いと言わざるを得ませんでした。

月額2万円もあれば、月に複数回のグループセッションや、コンサルタントとの個別相談ができる本格的な起業塾やコミュニティも存在します。

それにもかかわらず、このスクールではオフラインイベントすら別途有料。

あまりにも見合っていないと感じました。

ただし!評価できる点はある!

それは、ウェビナーやオンラインイベントの開催頻度が高く、充実していたことです。

現役で活躍するライターやコンサルタントの生の声が聞けるのは貴重な機会です。

それもほぼ毎週のようにオンラインイベントが開催されています。

「コスパ悪いって、お前が使い切れてないだけじゃん!」

と言われても、正直反論できません。

私の屍を越えてゆけ!失敗から学んだ3つの鉄則

違約金10万円は痛い出費でしたが、この失敗から得た学びは、今後の人生においてそれ以上の価値があると信じています。あなたが同じ轍を踏まないために、3つの鉄則を共有します。

鉄則1:「楽して稼げる」という言葉は、100%嘘だと心得る(当たり前)

「簡単に稼げる」「〇〇を使えば副業は楽勝!」

こんな耳触りの良い言葉は、すべて幻想です。

「そんなこと当たり前じゃないか」

そう思いましたよね?

私も自分が騙されるタイプではないと思っていましたが、

「生成AIなら、もしかしたら…」

と、どこかで期待してしまっていました。

どの分野でどんな便利な道具を使おうとも、楽して大きな成果が得られることは絶対にありません。

鉄則2:決める前に、必ず複数の選択肢を比較検討する

私の目的の一つは「コミュニティに属すこと」でした。

その目的自体は間違っていません。

しかし、その目的を達成するための手段は、そのスクール一つではなかったはずです。

月額数千円でも質の高いコミュニティはたくさんあります。

焦って一つに飛びつくのではなく、他に選択肢はないのかを冷静に比較検討するべきでした。

鉄則3:自分が本当に求める目的(Why)を明確にする

そもそも、なぜ私はコミュニティに属したかったのか?

掘り下げてみると、

  • 会社と家庭以外のサードプレイスが欲しい
  • 多様な立場の人と話して刺激を受けたい
  • 自分を発信できる場が欲しい

といった、より本質的な欲求が見えてきました。

この目的を達成するためなら、必ずしも月額2万円の高額なスクールは必要ありませんでした。

自分の「Why」を明確にしていれば、もっと最適な選択ができたはずです。

結論:スクールに入らなくても、生成AIは学べる

最後に、これから生成AIを学びたいと考えているあなたへ。

現代は、有益な情報ほど隠さずに発信した方が得になる時代です。

特に変化の激しい生成AIの分野では、最新情報が驚くほどのスピードでネット上に溢れています。

  • X(旧Twitter): 専門家や開発者(?)がリアルタイムで最新情報を発信しています。
  • YouTube: 体系的に学べる質の高い解説動画がたくさんあります。
  • Podcast: 通勤中や作業中に耳から最新ニュースをインプットできます。
  • ネットニュース: IT系のニュースサイトをチェックするだけで大きな動向は掴めます。

YouTubeとPodcastは非常におすすめです!!

高いお金を払ってセミナーに申し込む前に、まずはこれらの媒体で情報を探してみてください。

あなたが思っている以上に、多くのことを無料で学べることに気づくはずです。

私の失敗が、あなたの学習の第一歩を、より確かなものにできることを心から願っています。

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